今秋に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる国内最大の乗り物の祭典「ジャパンモビリティショー2025」に、伝説のバイク「メグロ」の聖地をうたう栃木県那須烏山市で街おこしを行う実行委員会が出展することになった。1949年製のバイク「Z号」の修復プロジェクトを紹介し、メグロ製バイクを集めて屋外会場で走らせる予定だ。
モビリティショーは東京モーターショーから衣替えしたイベントで、日本自動車工業会が主催。今年は10月30日から11月9日に開かれる。
同市内には1960年代まで、戦前にうまれた二輪車メーカー目黒製作所(東京)の工場があった。この歴史を街おこしにいかそうと、2021年から「メグロ・キャノンボール那須烏山」と銘打ったイベントが毎年開かれている。メグロ製バイクのファンミーティングを開き、市内でバイクパレードを行う。市内の工場でつくられたとみられる「Z号」を新品同様にする修復プロジェクトも進行中だ。今年も11月2日に予定されている。
こうした話が自工会側に入っ…