千葉県警本部

 昨年11月、千葉県野田市の女性宅でバッグなどが盗まれた事件で、県警は20日、当時19歳だった無職の男(20)=東京都江戸川区=と、フィリピン国籍の自称飲食業の少年(19)=同葛飾区=を窃盗などの容疑で逮捕し、発表した。県警は、20歳の男が実行役に指示をしたとみている。男は「間違いない」と話し、少年も容疑をおおむね認めているという。

 捜査4課などによると、男らは昨年11月13日午後2時45分ごろ、野田市のパート女性(49)宅に侵入し、バッグなど12点(計約140万円相当)を盗んだ疑いがある。

 20歳の男が匿名性の高い通信アプリ「シグナル」で、実行役の少年2人=同容疑などで逮捕=に被害者宅を伝え、押し入るよう指示していたという。19歳の少年は、知人だった男から実行役を集めるよう依頼され、知り合いの少年2人を紹介したという。男は「上から(犯行)の指示が送られてきた」と話しており、県警はさらに上位の指示役がいるとみて捜査している。

共有
Exit mobile version