【ニューヨーク共同】米大リーグの公式サイトは13日、メジャー挑戦が決まったプロ野球ロッテの佐々木朗希について、マイナー契約しか結べないことから低予算の球団でも獲得可能とし「選手の最大限の力を引き出してきたレイズのような球団が、魅力的な売り込みをする可能性がある」と伝えた。大谷翔平らが所属するドジャースが本命視される中、23歳の右腕が何を重視して決断するかに注目が集まる。
メジャーの規定で25歳未満のドラフト対象外の選手はマイナー契約しか結べず、契約金は制限されて年俸も低く抑えられる。沈黙を続ける佐々木が、球団選定に金銭面を重要視することはなさそうで、起用方法や環境面などを考慮しての決断になりそうだ。
同じ23歳で2017年に米挑戦を決めた大谷は、投打「二刀流」を続けるためのサポート面について、書類選考を実施。数球団に絞り込んでから面談を行い、当時ナ・リーグで指名打者制が導入されていなかったこともあり、ア・リーグのエンゼルス入りを決めた。
佐々木のポスティングシステムの申請期限は12月15日。(共同)