ドジャースの入団記者会見をする佐々木朗希投手=22日、ロサンゼルス(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースに入団した佐々木朗希投手(23)は22日、ドジャースタジアムで入団記者会見に臨み、山火事で甚大な被害を受けている本拠地ロサンゼルスの人々に思いを寄せた。東日本大震災の経験があるだけに「自分も被災して苦しい思いをしたが、前を向き続けることだけは忘れないようにした。ロサンゼルスの皆さんと一緒に前を向いて頑張っていけたらと思う」とスピーチした。

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 会見には日米のメディアら約200人が集結。序盤は緊張した様子だったが、愛犬に関する質問などを受けて次第に表情が柔らかくなった。

 昨季、大谷翔平が背番号17を譲り受けた選手の自宅にポルシェを届けて話題となった。佐々木の背番号11は、昨季までベテランのミゲル・ロハス内野手がつけており「実績のあるロハス選手に譲っていただいて感謝。何をあげるかは相談して決めたい」と笑った。

 交渉では20球団からオファーを受け、ドジャースを新天地に選んだ。「日本人を受け入れる環境があるかどうかは大事だった」と決断の要因を説明した。

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