岩手県陸前高田市出身で、大リーグ・ドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手が22日(日本時間23日)、米ロサンゼルスで入団会見を開いた。「自分の定めた目標を信じて、前に進みたい。(東日本大震災で)被災して苦しい思いもしたが、前を向き続けることは忘れないようにしていた」などと語った。地元ゆかりの人たちからは、激励のエールが送られた。

 後援会「佐々木朗希選手を応援する会」の事務局長で、陸前高田市の地域振興部次長・村上知幸さん(54)は「契約が決まってホッとしました。もはや親心ですね」と笑う。村上さんは、佐々木選手が所属した「高田野球スポーツ少年団」の監督だっただけに、思いもひとしおだ。入団会見をネット中継で見たといい、「ドジャースのユニホームも似合っていた。早くマウンドに上がる姿も見たい」と話す。

 3歳上の兄も入っていた少年…

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