新潟県佐渡市は6日午後4時、大雨による土砂災害の危険性が高まったとして、市内南部の3地区の計2977世帯、7100人に避難指示を出した。対象となるのは、羽茂、小木、赤泊の3地区のいずれも全域。
新潟地方気象台は同日、佐渡市と同県村上市、胎内市に土砂災害警戒情報を発表。新潟県内では6日夜から7日朝にかけて線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして警戒を呼びかけている。
同気象台によると、佐渡市羽茂地区では6日午後5時までの24時間降水量が229.5ミリと8月の観測史上最も多い数値を記録した。