第107回全国高校野球選手権佐賀大会の決勝が21日、佐賀市のさがみどりの森球場であり、佐賀北が北陵を3―0で破って優勝。6年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた。
佐賀北は、稲富理人の力強い投球を軸に勝ち上がった。打線は3回戦から3試合連続の2桁安打で、準決勝の鳥栖戦は逆転勝ち。4年ぶりの決勝に進んだ。
決勝で佐賀北は、二回に2点を先制して試合を優位に進め、六回にも1点を加えた。先発した稲富は最後まで球威が落ちず、北陵打線に点を許さなかった。
全国選手権大会は、8月5日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。佐賀北は全国制覇した2007年以来の甲子園での勝利をめざす。