6日開幕の第106回全国高校野球選手権佐賀大会(朝日新聞社、県高野連主催)を前に、県高野連役員のみなさんが見どころや展望を語った。初戦から同地区同士や強豪同士の対戦が組まれ、シード4校を軸に序盤から目が離せない大会になりそうだ。(構成・森田博志)
座談会出席のみなさん
木下裕二・県高野連副理事長
尾崎将成・県高野連副理事長
釘本晋・神埼監督=鳥栖・三神地区
吉冨俊一・佐賀商部長=佐賀市地区
糸山孝・白石部長=杵藤地区
真崎貴史・伊万里監督=伊西地区
Aブロック
吉冨 第1シードの佐賀北は田中や久保主将を中心に春先から打力も上がっている。投手陣はエース高柳に2年の稲富や渡辺と厚みがでてきた。
木下 佐賀北は昨夏、初戦で鳥栖工に負けた。期するものがあるのでは。ともに勝ち進めば準々決勝で顔を合わせる。
釘本 連覇を狙う鳥栖工は2年生エースの松延ら上を狙う力はある。ともに1年の多良が捕手、大坪が左翼手とうまくチームにはまった。
尾崎 鳥栖も打線がいい。中軸の石松は長打力があり、鳥栖工との初戦は面白い。
真崎 伊万里と伊万里実はNHK杯予選でも総当たりで対戦した。お互いよく知っている。敬徳は2年の藤森が投手で1番と攻守で引っ張る。
吉冨 開幕戦で当たる致遠館の坂本は好投手だ。
Bブロック…