舞台に立つのは作家たち。この秋、大阪で66年ぶりとなる文士劇が上演される。「なにげに文士劇2024」旗揚げ公演に向け、作家らの気合は十分だ。6月28日、PR用の写真撮影のために勢ぞろいした作家たちはウキウキ、わいわい。息の合ったカンパニーとなりそうだ。
大阪市内のスタジオに集まったのは朝井まかてさん、黒川博行さん……そうそうたる顔ぶれ。女性はセーラー服、男性は学ランといった衣装に身を包み、高校生になりきったようにポーズをとる。
「ガールズ、かわいいですね。ボーイズもいいですよ。肩を組んでみて下さい。青春だ!」。こんな写真家の注文に、作家らは笑顔いっぱいにこたえる。集合写真の撮影が高いテンションのうちに終わると、拍手がわき起こった。
この文士劇の言い出しっぺは…