地元高校生と懇談する秋篠宮家の次女佳子さま=2024年9月21日午後2時36分、鳥取県伯耆町、代表撮影

 秋篠宮家の次女佳子さまは21日、鳥取県米子市を訪れ、障害のある人たちを支援するNPO法人地域活動支援センターおおぞらで「りっぷる音楽団」の演奏を鑑賞した。知的障害を持つ人ら12人がタンバリンやマラカスなどを鳴らしながら歌を披露。2曲目の「風になりたい」は「軽やかに思うことをやってみたい」という願いを込めた選曲だという。佳子さまもマラカスを振りながら歌を口ずさみ、「本当にすごくいい演奏で、みなさんの思いがとってもよく伝わってきました」と話した。

 これに先立ち佳子さまは、同県伯耆町で鳥取県出身の写真家、植田正治(1913~2000)の写真美術館にも足を運んだ。同館の写真教室に通い、学校の写真部で活動する高校生3人の作品も鑑賞し、「これからも素敵な一瞬一瞬を収めた写真をたくさん撮られてください」などと声をかけていた。

 22日に米子市で開かれる第11回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に出席し、帰京する。(中田絢子)

共有
Exit mobile version