ロシアのウクライナ全面侵攻が始まって3年となった24日、欧州連合(EU)が新たなロシア制裁案を承認した。EUのカラス外交安全保障上級代表は「停戦交渉でウクライナが不利な『取引』を断るには、可能な限り強固な立場である必要がある」と述べた。
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承認したのは2022年2月以降、第16弾となる制裁案。48人、35団体が対象となった。米国が対ロ制裁解除の可能性に含みを持たせる中、EUとしては対ロ強硬姿勢を保つという意思を示すものだ。
制裁対象には、ロシア産石油…