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今年のカレンダーを見る保護猫=2025年6月23日、岩手県釜石市の「保護猫アンドゥ」、東野真和撮影

 岩手県沿岸で活動を続ける「ふれあいと譲渡の猫家 保護猫アンドゥ」(釜石市)は、来年のカレンダーの制作費への協賛金を7月末まで募っている。

 アンドゥは、大船渡市の山林火災で避難した住民のペットを一時的に預かるなど、積極的な保護活動を展開している。最近は立て続けに多頭飼育していたお年寄りが孤独死して、子猫を引き取ったり成猫の不妊手術をしたりしている。

 カレンダーは毎年、アンドゥにいる保護猫たちの写真を使って冊子タイプと卓上タイプにして計300部印刷、利益を活動費に使っていた。しかし、保護する猫が増加傾向なのに加え、物価高で食費や消耗品費もかさみ、カレンダーの制作費も上がった。

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今年の「保護猫アンドゥ」のカレンダー

 そこで今年は1口1万円で、協賛金を募ることにした。特典として、裏面に毎月のページの下部にメッセージを掲載できる。広告やイラストなど、内容は自由という。カレンダーの価格は、協賛金の集まり具合で決める。

 アンドゥの鈴子真佐美さんは「保護猫を家族として迎えてもらえる手助けに」と協力を呼びかけている。問い合わせは、アンドゥ(0193・22・1897)。

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