岐阜市の長良川河畔で8月9日に開かれる「第3回ぎふ長良川花火大会」で、金華山の山頂にある岐阜城を貸し切りにして、天守閣から夜景と共に花火を鑑賞できる「岐阜城天守閣席」が初登場する。市と岐阜商工会議所などでつくる大会実行委員会が24日、発表した。
天守閣席は1組限定の抽選販売で、最大20人まで。当日は閉館後の天守閣を貸し切り利用し、河川敷の雑踏から離れた山頂から、ゆったりと花火鑑賞ができる。簡単な飲食も特別に許可される。
価格は金華山の山麓(さんろく)駅と山頂駅を結ぶ「ぎふ金華山ロープウェー」の1往復の料金を含め、50万円(税込み)。岐阜市のふるさと納税返礼品(寄付金額170万円)として申し込むこともできる。大会ホームページ(https://nagara-hanabi.jp/
岐阜市の柴橋正直市長は、「天守閣から見下ろす特別な花火大会と、パノラマ夜景のコラボレーションという、岐阜市ならではの絶景に酔いしれていただきたい」と話している。
そのほか、河川敷の有料席で、リクライニングシートやボックスシート、自由席などの販売もある。いずれも申し込みは大会ホームページ経由で。問い合わせはハローダイヤル(050・5542・8600)。