修学院離宮の棚田からは左京区の街並みを望むことができる=2025年6月12日午前、京都市左京区、新井義顕撮影 江戸時代初期に後水尾上皇が造営した修学院離宮(京都市左京区)の棚田が12日、報道陣に初めて公開された。眼下に京都市街地を望み、約1週間前に植えられた苗が青々と広がっていた。 比叡山のふもとにある修学院離宮は約54・5万平方メートル。傾斜を生かして配置された三つの離宮からなり、各離宮を結ぶ松並木の周りには約8万平方メートルの棚田もある。 修学院離宮の美しい景観を写真で紹介します。 周辺の農家約25軒が棚田を…