ネット販売などの偽サイトや、商品が届かないといった詐欺サイトに関する警察への相談が急増している。昨年寄せられた情報は72万8269件で、この5年間で38倍超に増え、今年も昨年を上回るペースだ。詐欺や個人情報の窃取などが目的とみられ、警察庁は「極端に価格が安いなど不自然な点がないか確認してほしい」と注意を呼びかけている。
警察庁によると、警察に寄せられた今年上半期(1~6月)の情報は47万6597件で、昨年同期を8万件超上回った。急増している背景には、人工知能(AI)で偽サイトが作りやすくなっていることがあるとみられるという。
寄せられた相談には「ネット…