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 「醍醐! 醍醐!」

 今季最終戦が行われた5月16日、午後9時半頃。東京都中央区のパブリックビューイング会場で、大きな画面を見上げるフェニックスファンから歓声が上がった。

写真・図版
対局中の醍醐大©ABEMA

 1局ごとに暫定首位が入れ替わる激しい展開。その中で南3局1本場、優勝のためにトップがほしいフェニックス・醍醐大(ひろし)は親番を生かしてトップ目に立った。

 元Mリーガーの朝倉康心プロは「派手な局がたくさんあったが、気になったのはこの後の地味な局。今季のMリーグの中心にいた醍醐さんの強さの理由が伝わってくる、安定感のある選択だった」と評する。

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 牌図(はいず)は雷電・萩原…

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