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大阪府

 大阪府教育委員会は1日、教え子だった18歳未満の女性にわいせつな行為をした男性教諭2人を懲戒免職にし、発表した。

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 発表によると、大阪狭山市立南中学の教諭(39)は、千早赤阪村立中学の教諭になった2012年以降、女子生徒とLINEで私的なやり取りをするようになり、卒業後に18歳未満と知りながらみだらな行為をした。今年5月に情報提供があり発覚。別の卒業生ともみだらな行為をしたことが分かった。調査に「同意があったので問題ないと思っていた」などと述べたという。

 府立狭山高校の教諭(48)は別の府立高校の教諭だった07年、前に勤務していた私立高校の女子生徒と自家用車で出かけ、女子生徒が体調不調を訴えたため自宅で寝かせ、体を触るなどした。「同意の上とはいえ、不適切だった」と認めているという。

 この他、女子生徒に「ブス」「ブサイク」などと不適切な発言を繰り返した府立高校教諭(26)ら、男性教諭3人を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。

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