大リーグは5日(日本時間6日)、米国各地であり、ドジャースの大谷翔平は敵地シカゴでのカブス戦に「2番・指名打者」で出場し、2安打2打点。2試合連続の今季2号2ランを放った。ヤンキースなどでプレーした松井秀喜が持つ日本選手最多のメジャー通算173号まであと2本に迫った。カブスの鈴木誠也は「2番・右翼」で1安打3打点だった。
- 日本か大リーグか、翻弄された人生 先駆者に今なお残る悔いと誇り
ブルージェイズの菊池雄星はヤンキース戦に先発し、六回途中まで被安打4、無失点と好投したが、今季初勝利はならなかった。パドレスの松井裕樹は、ジャイアンツ戦の七回に登板し、三者凡退に抑えた。レッドソックスの吉田正尚はエンゼルス戦に「4番・指名打者」で出場し、1安打した。
頑張りは次世代の道しるべに
日本の誇るスラッガー、2番に座った同学年の29歳が、ファンの期待に応える力比べを披露した。
カブスの鈴木誠也は二回2死満塁で、カウント2―2から際どいコースを3球連続のファウルで粘った。8球目に暴投を誘って三塁走者を本塁に迎え入れた。2死二、三塁となって、9球目の速球を芯で捉え、右翼フェンス直撃の2点二塁打を放った。塁上で両手をバチンとたたき、喜びを表現した。六回には犠飛を記録し、チームの勝利に貢献した。
ドジャースの大谷翔平は、メ…