完成したバスケットボールコートで練習する生徒たち=名古屋市昭和区の桜花学園高校、松永佳伸撮影

 高校女子バスケットボールの3大大会で全国優勝71回を誇る強豪の桜花学園高校(名古屋市昭和区)が、新しいコートを整備した。使うのは、7月に始動したばかりの「第2のバスケ部」で、特待生以外の生徒の要望を受けたものだ。「バスケの桜花」をさらにアピールする。

 同校バスケ部は、インターハイ25回、国体22回、ウィンターカップ24回の優勝を誇る。パリ五輪に出場した高田真希選手や馬瓜エブリン選手ら、多くの日本代表を輩出した。

 入部できるのは、推薦を受けた特待生のみ。東京五輪で「銀」だった日本代表の活躍で、女子バスケの注目度が上がったこともあり、入部できない一般の生徒から「バスケがしたい」という声が学校に複数寄せられた。

新たなスター選手発掘へ 待望の専用コート完成

 「進学先を検討する中学生の…

共有
Exit mobile version