厚生労働省は24日、全国に約5千ある定点医療機関から報告された13～19日のインフルエンザの新規感染者数が9万712人で、定点あたり18.38人だったと発表した。前週の35.02人の0.53倍だった。
定点あたりの感染者数が最も多かった都道府県は沖縄で33.30人。次いで高知32.14人、石川31.81人。全都道府県で前週から減少した。
入院患者数は2708人で、前週の4700人から1992人減少。集中治療室（ICU）の入院者数は122人で、前週から151人減った。学級閉鎖は1092件だった。
また、厚労省によると、13～19日の定点医療機関での新型コロナウイルスの新規感染者数は2万7755人で、定点あたり5.62人。前週の7.08人の0.79倍だった。昨年の同時期は12.23人だった。
都道府県別の最多は徳島の9.41人で、岩手9.40人、福島9.38人と続く。
入院患者数は2613人で、前週の2895人から282人減少。ICUに入った患者は110人で、前週から9人減った。
定点あたりの新型コロナウイルス感染者数（13～19日）
北海道6.62（10.57）
青森県6.36（8.60）
岩手県9.40（12.82）
宮城県8.59（11.99）
秋田県6.08（8.48）
山形県5.93（7.45）
福島県9.38（11.48）
茨城県8.53（11.31）
栃木県8.16（10.78）
群馬県5.82（9.34）
埼玉県6.28（7.85）
千葉県6.33（7.88）
東京都2.89（3.73）
神奈川県3.91（4.97）
新潟県6.17（9.29）
富山県5.77（8.42）
石川県7.06（6.96）
福井県4.38（5.13）
山梨県6.22（10.68）
長野県8.61（10.80）
岐阜県7.21（9.48）
静岡県7.77（8.99）
愛知県8.00（9.16）
三重県5.75（7.47）
滋賀県4.93（6.77）
京都府3.84（5.00）
大阪府3.30（3.76）
兵庫県4.37（5.35）
奈良県4.55（6.53）
和歌山県4.98（5.29）
鳥取県6.83（5.97）
島根県4.18（4.47）
岡山県5.56（7.51）
広島県5.50（5.87）
山口県5.25（6.46）
徳島県9.41（11.51）
香川県7.32（7.62）
愛媛県6.65（7.59）
高知県9.18（10.41）
福岡県3.73（3.74）
佐賀県5.08（6.44）
長崎県7.36（8.41）
熊本県5.58（6.24）
大分県5.62（5.93）
宮崎県5.86（7.05）
鹿児島県4.39（5.04）
沖縄県2.18（1.59）
総数5.62（7.08）
感染者数は定点医療機関からの報告に基づく。定点の数は全国約5千。カッコ内は前週。厚生労働省の集計から
