Smiley face
写真・図版
ステージで笑顔を見せる八代亜紀さん=2015年、東京・浅草公会堂、早坂元興撮影

 JR九州は23日、九州新幹線新八代駅(熊本県八代市)の発車メロディーに、同市出身で2023年12月に亡くなった歌手八代亜紀さんの代表曲の一つ「舟唄」を導入すると発表した。八代さんの誕生日である8月29日の始発列車から、駅ホームの自動放送で流すという。

 八代さんは出身地の「やつしろ」の読みを「やしろ」に変えて芸名にしていた。発車メロディーとなる「舟唄」は、オルゴール調に編曲した20秒程度を、ドアを閉める前に流すという。

 JR九州は、八代さんのメモリアル事業に取り組む市からの要望も受け、メロディーの導入を決めた。駅構内には、市などでつくる「八代亜紀さんメモリアル事業実行委員会」が八代さんの衣装などを展示するスペースも設けるという。

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