清酒「八海山」で知られる八海醸造グループ(本社・新潟県南魚沼市)は、大リーグのドジャースとパートナーシップ契約を結んだと13日に発表した。「八海山」がドジャースの「公式日本酒」として採用され、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで販売される。
八海醸造によると、ドジャースの関係者から日本文化をアピールしたいと声がけがあったという。契約期間は今月から2年間で、試合期間中はドジャースタジアム限定のオリジナルカップで八海山を販売するほか、来場者向けの体験イベントなども予定している。
八海醸造は、世界中の人たちに日本酒を楽しんでもらおうと、米国の酒造会社と業務提携して蔵人を派遣するなど、海外への普及に力を入れている。南雲二郎代表取締役は「『SAKEを世界飲料に』という夢の実現に向けて、ドジャースとのパートナーシップは大きな一歩です」とコメントした。
ドジャースには大谷翔平選手や山本由伸選手、佐々木朗希選手らが所属し、18日に日本で開幕戦が行われる。