PFAS

 環境省は25日、河川などの公共用水域と地下水について、健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物(総称PFAS)の2023年度の調査結果を公表した。2078地点のうち242地点で暫定の指針値の超過が確認された。飲み水としても使われている地点では、いずれも飲用制限などの対応が取られているという。

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 暫定指針値は代表的な物質であるPFOSとPFOAの合計が1リットルあたり50ナノグラム(ナノは10億分の1)。超過地点の数は22年度の111地点から2倍超になったが、調査地点も同1258地点から大幅に増えており、同省は比較には適さないとしている。

 超過があったのは22都府県…

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