公明党の山口那津男代表(71)は12日、慣例ならこの秋に2年間の満了を迎える8期目の代表任期の延長を示唆した。公明は9月の自民党総裁選直後の衆院解散を望んでおり、引き続き山口氏を「選挙の顔」として戦う可能性が出てきた。
公明は原則2年に1度の党大会で代表を承認し、次の党大会までを任期とするのが通例だ。今秋が次回の開催時期にあたるが、山口氏は12日のラジオ番組で「秋に党大会を開けるかどうかは微妙」と発言した。
理由として、9月の総裁選後に衆院選が行われる可能性を挙げ、「(衆院選の)最中や前に突然、(代表が)代わって党の力を結集できるのか。党大会の時期をずらすとか、色々と配慮をめぐらしたい」と語った。
山口氏は、自公が下野した2…