公明党の斉藤鉄夫代表は28日の記者会見で、石破茂首相が「強力な物価高対策」を打ち出す意向を示したという自身の発言について、「参院で(新年度)予算案が審議されている中で不適切な発言であったと反省している。申し訳なかった」と謝罪した。
斉藤氏は25日に首相と面会した後、記者団に「首相から『強力な物価高対策を打ち出そう』という話があった」と発言。新年度予算案の国会審議中に次の経済対策を検討しているような観測が広がり、与野党から批判が出た。首相も27日の参院予算委員会で「心配と迷惑をかける形となり、申し訳ない」と謝罪していた。