稲村和美氏=2024年10月8日午後2時15分、神戸市中央区、添田樹紀撮影

 昨秋の兵庫県知事選に立候補して落選した稲村和美氏の公式のX(旧ツイッター)アカウントが選挙期間中に凍結され、後援会が偽計業務妨害容疑で告訴した問題で、県警は20日、容疑者不詳で神戸地検に捜査結果の書類を送った。

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 後援会によると、昨年11月の選挙期間中にXアカウントが凍結され、急きょ別のアカウントを開設したものの約1時間後に凍結された。Xに解除を申し立て、投開票日前日に利用可能になるまでの間、投稿はできなかったという。

 告訴状は、何者かがX側に虚偽の事実を伝え、選挙活動の妨害を企てたと主張していた。

 また選挙期間中に何者かに「稲村氏が外国人参政権を進めている」などのデマをXで流されたとして、公職選挙法違反(虚偽事項公表など)の疑いでも容疑者不詳で告発していた。これについても県警は同日、書類を神戸地検に送った。

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