高知県教育委員会は20日、4月1日付の教職員の人事異動を発表した。異動総数は2863人で、前年度より90人多い。内訳は小学校1165人、中学校758人、義務教育学校45人、高校527人、特別支援学校171人、事務局関係197人。
昨秋に内定者の7割が辞退した小学教員は、129人を採用する。昨年12月に2度目の試験をするなどし、目標にしていた「130人程度の採用」にほぼ達した。
小学校では、授業を持たずに新人教員の支援にあたる「サポート教員」を22人配置した。1人のサポート教員が、学級担任をもつ新人3～4人の授業づくりや児童・保護者対応を個別支援する。
退職者の再任用は小中学校と義務教育学校で270人、県立学校（県立中学を除き、高知特別支援学校を含む）は120人だった。
