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円相場

 17日の外国為替市場で対ドル円相場は円高が進み一時、約1カ月ぶりとなる1ドル=156円台前半をつけた。米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを進めるとの見方が強まったほか、日本銀行が追加利上げに動くとの観測も拡大。日米の金利差縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが強まった。

 東京外国為替市場の午後5時時点の対ドル円相場は前日同時刻より1円42銭円高ドル安の1ドル=157円07~09銭だった。

 米国で16日朝に発表された6月の小売り関連の統計が市場予想を上回った。景気が減速せずにインフレ(物価高)が落ち着き、FRBによる利下げが進むとの見方が出て、金利の下がりそうなドルを売る動きが進んだ。

 また、河野太郎デジタル相が…

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