再審制度の早期見直しをめざす超党派の国会議員連盟(会長=柴山昌彦・元文部科学相)は28日の総会で、再審手続きの証拠開示ルールなどを盛り込んだ刑事訴訟法改正案を大筋で了承した。議連は今国会への法案提出をめざし、各党内で了承を得る手続きに入る。
議連の法案は、▽裁判所が相当と認めるときは職権で証拠開示を命じられる規定▽再審開始決定に対する検察側の不服申し立て禁止▽原審などに関わっていた裁判官を担当から外す仕組み(除斥や忌避)――の3点が柱。総会の場で条文が示され、柴山氏らに対応が一任された。
柴山氏は「目標は、あくまで…