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写真甲子園で優勝した中越高校(新潟県)の(左から)木村優花さん、小林結芽さん、荒井七美さん=2025年8月1日午後7時56分、北海道東川町、加藤丈朗撮影

 高校写真部の日本一を決める第32回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」は1日、最終審査が行われ、中越高校(新潟県)が優勝した。

 準優勝は豊川高校(愛知県)だった。選手が自分の学校以外に投票する「選手が選ぶ」特別賞も中越高校だった。

 写真甲子園は全国518校から「予選」を勝ち抜いた18校が参加。機材や撮影場所など同一条件下で、3人1組のチームで競うのが特徴。

 監督役の教師は、選手のカメラに触れたり、指示したりすることはできない。監督が撮影画像を見ながら助言できるのは、2回あるセレクト会議でそれぞれ20分間の「テクニカルタイム」だけだ。

 そのため、選手たちは、撮影技術に加えて、自分が撮影した大量の写真からベストの一枚を素早く冷静に選択できるかも重要になる。

 出場チームの多くは事前に、大会規定と同じように決められた時間で撮影し、短時間で写真を選ぶ練習を重ねてきた。

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課題の撮影をすべて終えて、喜びを爆発させながら記念撮影に納まる選手たち=2025年8月1日午前10時2分、北海道東川町、加藤丈朗撮影

 参加した18校は以下の通り。北海道幕別清陵高校、宮城県白石工業高校(前年優勝校)、宮城県仙台二華高校、茨城県立笠間高校、栃木県立栃木工業高校、神奈川県立逗子葉山高校、神奈川県立座間総合高校、東京都立八丈高校、東京都立総合芸術高校、中越高校(新潟県)、豊川高校(愛知県)、静岡県立浜松江之島高校、大阪府立工芸高校、和歌山県立神島高校、大阪府立生野高校、広島県立庄原格致高校、愛媛県立新居浜工業高校、沖縄県立真和志高校。

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優勝した中越高校の「セブンティーン」
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優勝した中越高校の「セブンティーン」
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優勝した中越高校の「セブンティーン」

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