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学童保育に思うこと

学童保育はいま 反響編㊦

 子どもたちが放課後児童クラブ(学童保育)で過ごす時間は長く、夏休みは朝から多くの子どもたちが通っています。家庭にかわる「生活の場」である学童保育。連載「学童保育はいま」への反響も紹介しながら、子どもの居場所や学童保育で働く職員らの働く環境についてみなさんと考えます。(平井恵美、松本千聖)

  • 【連載「学童保育はいま」はこちら】「すし詰め」の子どもたち、職員も疲弊
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 神奈川県内に住む60代の女性は、自治体が小学校を活用して設けた「放課後の居場所」で働く。利用するのは、親が仕事などで不在の家庭の子どもに限らず、小学1~6年生のすべての児童だ。

 女性が働く施設に利用登録している児童は100人を超える。一方、職員は常勤3人にパートやアルバイトを加えて計8人。常に人手が足りない状態で、「攻撃的な児童や職員の話が理解できずにどこかへ行ってしまう児童もいて、とても8人では出欠確認や電話応対、具合が悪い児童のお世話やトラブル対応などできる状態ではありません」。

 子どもの安全を守るため、3…

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