【動画】火災のあった海上自衛隊の掃海艇「うくしま」=日吉健吾撮影

火災のあった海上自衛隊の掃海艇「うくしま」(手前)=2024年11月10日午後3時52分、福岡県宗像市沖、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影

 福岡県宗像市沖で起きた海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の火災を受け、海自トップの斎藤聡・海上幕僚長が10日夜に防衛省で緊急会見を開いた。現場では爆発音が複数回確認されているとし、「このまま延焼が続けば沈没する可能性もある」と述べた。火災で海自艦艇が沈没すれば、初めてのケースとなる。

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 海自によると、うくしまは出火時、11月中旬に始まる日米共同訓練などの準備のための訓練中で、行方不明となっている3等海曹はエンジンルームで当直勤務をしていた。

 掃海艇は、海中に敷設されている機雷を見つけて除去し、船舶の航行の安全を確保を図る役割がある。海自によると、機雷には磁気に反応して爆発するものがあるため、うくしまの船体は木製という。(矢島大輔)

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