第47回朝日アマチュア将棋名人戦全国大会(朝日新聞社主催、日本将棋連盟後援、日本アマチュア将棋連盟協力、将棋ウォーズ協賛)が3月8、9日、東京都港区のチサンホテル浜松町で行われる。全国16ブロックの予選を勝ち抜いた30人と女性代表ら計32人が参加する。優勝者は、7連覇中の横山大樹・朝日アマ名人(34)と三番勝負を戦う。また、ベスト8以上はプロ棋戦の「朝日杯将棋オープン戦」に出場することができる。
今大会から、HEROZが運営するオンラインゲーム「将棋ウォーズ」予選の優勝者1人が新たにトーナメントに参加する。日本最大のオンライン将棋道場から、歴史あるアマの全国大会に参加できる初の試み。予選を勝ち抜いた4人による準決勝・決勝は、7日の前夜祭で行われる予定で、朝日新聞のユーチューブチャンネル「囲碁将棋TV」でライブ中継する。
すでに代表に決まっているのは10~50代の31人。年代別では30代が16人と最多を占める。組み合わせ抽選は2月17日に朝日新聞東京本社で行った。全日本アマチュア将棋連盟の林田道典・東京ブロック長が立ち会い、初戦は原則として東西対抗にするなどの条件の下、抽選箱から札を引いて振り分けた。
全国から屈指のアマ強豪が集う本大会だが、今年も実績のある強豪選手同士による激突が1回戦から相次いだ。
今大会には優勝経験者が5人名を連ねるが、中でも、前年優勝者の慶田義法さん(32)=関西=と第39回と44回大会で2度の優勝経験がある中川慧梧さん(32)=西東北=との対戦は、優勝候補同士がいきなり初戦でぶつかり合う形となった。
棋士養成機関「奨励会」の元…