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今治北―今治西 三回裏今治西、渡辺のタイムリーで三塁走者に続き、二塁走者・今吉が生還=2025年7月21日午後0時10分、坊っちゃん、水田道雄撮影
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 (21日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会3回戦、今治西4―0今治北)

 初戦で苦しんだ第2シード今治西が、今治北を退けて8強進出を決めた。中軸が全得点をたたき出し、4人の継投で相手を安打1本に抑えた。

 三回、4番渡辺芭琉選手(2年)の中前打で先制。七回は3番今吉奏斗選手(同)の右越え二塁打で追加点をあげた。

 守っては、松崎加衣人投手(3年)らを無失策でもり立て、相手に三塁を踏ませなかった。

 初戦の愛媛大付との2回戦では絶体絶命に陥った。守備の乱れなどで、九回1死まで3点先行される展開。4連打で追いつき、延長で勝利した。

 この日は渡辺選手は「もう怖いもんないな」と開き直ったという。攻撃で三者凡退をしたのは六回だけ。試合後、「粘り強く守れた。常に攻められた」と話した。

 準々決勝の相手は、今大会ノーシードの松山商だ。

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