和歌山県すさみ町立周参見小学校の児童が17日、町内の農家の畑にサツマイモの苗を植えた。一部はアドベンチャーワールド(白浜町)で暮らす動物たちのエサになる予定で、秋に収穫する。
周参見小では1、2年生が毎年、JA紀南すさみ支所の協力で食育としてサツマイモの苗を植えている。昨年からは、動物たちの食事の多様性や生き物のつながりなども学んでもらおうと、アドベンチャーワールドが加わった。
この日児童29人が約150本の苗をていねいに植えていった。サツマイモは10月下旬ごろに収穫し、動物たちのエサになるという。来園して動物たちに直接与えることも予定していて、児童たちは「大きく育つのが楽しみ」「アドベンチャーワールドの動物たちにいっぱいあげたい」などと話していた。(勝部真一)