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脱線したJR貨物の機関車=2025年8月7日午前10時3分、北九州市門司区、城真弓撮影
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 北九州市門司区の北九州貨物ターミナル駅構内で7日午前6時45分ごろ、機関車1両が脱線する事故があった。けが人はいなかった。

 JR貨物や福岡県警によると、運転士が機関車を停止位置に止める際、誤ってオーバーラン。線路の途切れる場所まで進んで脱線し、その先の電柱に衝突、電柱が折れたという。

 JR九州によると、ほぼ同時に停電が発生し、JR鹿児島線の門司港―小倉間で午前7時半ごろまで運転を見合わせた。上下28本が運休し、約1万4千人に影響が出た。

 線路脇に住む40代の男性は、パァーンという汽笛のような音で目が覚めたという。「音は10秒以上続いた。ブレーキ音などは聞こえなかった気がする。こんなことが起きて驚いた」と話していた。

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