第152回北信越地区高校野球大会(北信越地区高校野球連盟主催)が5月31日、新潟県で開幕し、1回戦4試合があった。小松工(石川)は関根学園(新潟)と対戦し、0―1で惜敗した。
互いに無失点が続く投手戦の中、六回に試合が動いた。好投の先発・橋本圭太に自打球のアクシデントがあり、この回から主戦・宮西陽汰(ひなた)に継投。最初の打者に安打を許し、捕手・北本優樹は「チームが動揺した」と振り返った。
次打者のバント処理で投手と捕手が交錯し、失策に。その後、内野ゴロの間に失点した。
九回の反撃では、4番・宮西が「自分が取られた点は自分でかえす」と、中前打と失策で三塁まで進んだが後続を断たれた。東大輝主将は、「練習でやってきたことが全く出せなくて悔しい。夏に向けて、最後まで厳しくやっていきたい」と話した。