2025年2月26日、北朝鮮軍の西部地区ミサイル連合部隊の戦略巡航ミサイル発射訓練を視察する金正恩総書記。朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信

 北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、朝鮮半島西側の黄海上で戦略巡航ミサイルの発射訓練を26日に実施したと報じた。核兵器の運用手段の誇示と、任務への習熟が目的だとしている。

 同通信によると、複数のミサイルが楕円(だえん)形の軌道で2時間超、1587キロ飛行し、目標に命中したという。金正恩(キムジョンウン)総書記が視察し、「核戦力のより徹底した臨戦態勢を整えることは使命だ」と述べた。

 韓国軍の合同参謀本部も28日、北朝鮮が26日午前8時ごろ、黄海に向けて巡航ミサイル数発を発射したことを確認していた、と明らかにした。

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