北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、朝鮮半島西側の黄海上で戦略巡航ミサイルの発射訓練を26日に実施したと報じた。核兵器の運用手段の誇示と、任務への習熟が目的だとしている。
同通信によると、複数のミサイルが楕円(だえん)形の軌道で2時間超、1587キロ飛行し、目標に命中したという。金正恩(キムジョンウン)総書記が視察し、「核戦力のより徹底した臨戦態勢を整えることは使命だ」と述べた。
韓国軍の合同参謀本部も28日、北朝鮮が26日午前8時ごろ、黄海に向けて巡航ミサイル数発を発射したことを確認していた、と明らかにした。