北朝鮮のミサイル総局は23日、2種類の新型対空ミサイルを発射した。金正恩(キムジョンウン)総書記が視察した。朝鮮中央通信が24日、報じた。
報道によると、今回の発射は無人攻撃機や巡航ミサイルなどに対処する性能を確認するためのものだとしており、「改良された2種類のミサイルの技術的特性は、様々な目標の破壊に非常に適していると認められた」という。同通信は実施場所を伝えていないが、韓国軍合同参謀本部の関係者によると、北朝鮮の西部・南浦(ナムポ)で行われたという。
今回の発射は日韓が首脳会談を実施した当日に実施された。北朝鮮は、朝鮮半島の有事を想定し28日まで続けられる米韓合同軍事演習を繰り返し批判しており、発射も演習への反発の意図があるとみられる。