甲子園に出発する北海の選手たち=2025年7月30日、新千歳空港、朽木誠一郎撮影

 第107回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)に、全国最多41回目の出場を決めた北海(南北海道)と、11回目となる旭川志峯(北北海道)の両校が30日、甲子園に出発した。大会は8月5日に開幕する。

 北海は新千歳空港から出発。空港ではこの日、北海の選手たちの搭乗に先立ち、出発式が開かれた。佐藤瞭磨主将は「待ちに待った時が来た。テレビで見ていた夢の舞台で、良いプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 旭川志峯は、学校前で開かれた出発式でエールを受けた。生徒会長の宮前英煌(ひであき)さん(3年)が「皆さんのプレーは私たちを勇気づけてくれる。旭川から応援しています」とあいさつ。稲葉遼主将は「目標の甲子園での勝利に向けて、いい準備ができるようやっていく」と意気込みを話した。

 両校は7月31日、阪神甲子園球場で公式練習に臨む。8月3日に組み合わせ抽選会(開幕試合のみ先行抽選)があり、対戦相手が決まる。

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