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エスコンフィールド北海道の公式練習で守備練習をする札幌大谷の部員たち=2025年7月18日、エスコンフィールド北海道、朽木誠一郎撮影

 南大会は19日、準決勝2試合が北広島市のエスコンフィールド北海道で開かれる。

 第1試合は2022年の優勝校の札幌大谷と、昨夏優勝校の札幌日大が激突。第2試合は2年ぶりに4強入りした駒大苫小牧と、全国最多41回目の夏の甲子園をめざす北海の顔合わせ。

 18日は同球場で公式練習があった。4校が普段の練習環境と異なる芝やマウンドの感触、明るい照明下で捕球などを確認していた。

 札幌大谷は初めてのエスコンフィールド北海道。大滝泰都主将(3年)は「芝は想像以上に球がはねなかったが、本番までに修正したい」と話す。岩渕英晃投手(3年)はマウンドを「いつもより硬く、高いと感じた」というが、「自分のピッチングには合っているので、楽しみ」と笑顔を見せた。

 連覇をめざす札幌日大の森本琢朗監督は、プレッシャーの中で選手たちがよくがんばっているとねぎらい、「新しいチームで一から優勝するというつもりで、最後まで戦い抜く」と決意を込めた。

 北大会は21日に準決勝で士別翔雲―白樺学園、旭川志峯―帯広大谷の組み合わせ。22日の決勝とともに、エスコンフィールド北海道で対戦する。

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