南海トラフ巨大地震などの災害に備え、徳島市東部の中学~大学生が中心となって防災活動に取り組む「津田新浜防災学習倶楽部」。今年で5年目となる活動は地域住民の防災意識を高めるとともに、存在感を増している。部長で大阪大学人間科学部1年の戎井光来さん(19)に力を注ぐ思いなどを聞いた。
――立ち上げた経緯は
活動の中心は実家がある徳島市津田地区で、人口約1万3千人の海辺の町。南海トラフ巨大地震による津波の被害が心配されだした2005年から、母校の津田中学校の総合学習で防災講座が始まり、14年に同好会「津田中学校防災学習倶楽部」が発足しました。住民の防災意識を調べる戸別訪問調査や事前復興計画への提言活動をしてきました。
しかし21年、新型コロナ禍や顧問の先生の転任でストップしました。その中にあって、せっかくの活動を継承しようと、卒業生や在校生が新たに立ち上げたのが、今の倶楽部です。地区の自主防災会連絡協議会の中にあり、青少年部とも呼ばれます。
――どんな活動を
在学中からの戸別訪問調査は、コロナ禍の最中では難しく、スーパーなどの店頭でアンケートし、来店した住民に避難場所を知っているかなどを尋ねました。昨年8月から戸別訪問を再開して175件の回答を得ました。
被災後の人口流出に影響するものは
――調査の結果は
津波で街が被災した後、どれ…