第107回全国高校野球選手権熊本大会(前年優勝校 熊本工 前年参加チーム数52)
今春の県大会を制した東海大熊本星翔と昨夏の覇者・熊本工を軸に、文徳や秀岳館、城北など有力チームがひしめく。主要な大会ごとに決勝戦の顔ぶれが異なっており、大きく抜け出している存在はない。
星翔は選手層が厚く投打に安定し、追い込まれても落ち着いた試合運びができる。4番を争う大賀星輝と崎川青波の長打力も光る。熊本工は今春のRKK旗で優勝し、勢いにのっている。
昨秋の県大会で優勝した専大熊本、準優勝の有明も力がある。最速140キロの速球で屈指の左腕と注目される阿蘇品陽輝を擁するルーテル学院や九州学院など、投手陣が充実したチームも上位候補だ。