井上雅貴監督がメガホンをとるファンタジーホラー映画「男神(おとこがみ)」のロケが、愛知、岐阜両県で9月中旬から始まる。映画には俳優の遠藤雄弥さんや愛知県出身で元SKE48の須田亜香里さんらが出演。同県日進市をメインのロケ地とし、岐阜県下呂市の縄文遺跡や飛驒地方の雄大な自然も舞台にしながら、約1カ月かけて撮影される。
「男神」の原作は、2020年のホラー映画企画コンテストで準グランプリに選ばれ、ユーチューブの人気サイト「怖い話怪談朗読」で公開されて、大きな話題となった。
コンテストを企画した映画プロデューサーの益田佑美子さんの元には、視聴者から映像化を求める声が寄せられていた。今年2月に白血病で他界した原作者の八木商店さんからは亡くなる直前、「古戦場の跡が宿る新興住宅地を舞台に、縄文時代以前の男神をテーマに必ず映画化してほしい」と思いを託されていたという。
映画は井上監督が脚本を手が…