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ロシアのクルスク地方で、ウクライナの攻撃によって立ち上る煙。2024年8月21日公開のウクライナ空軍の映像から=ロイター

 国際原子力機関(IAEA)は22日、ロシアから南西部のクルスク原発でドローン(無人機)の残骸が見つかったとの報告があり、グロッシ事務局長が現地を訪問すると発表した。一方、ロシア軍はウクライナ東部で攻勢を続け、ウクライナ軍が拠点都市から撤退する動きも伝えられた。ロシアによるウクライナ侵攻は24日で2年半を迎え、戦線の拡大が続いている。

 24日はウクライナの独立記念日でもあり、在ウクライナ米国大使館は数日中にロシア軍がウクライナ全土へミサイルなどによる攻撃を行う危険性が高いとして、注意を呼びかけている。

 グロッシ氏が訪問するクルスク原発は、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシアのクルスク州内にあり、ロイター通信によると、原発から30キロ付近で激しい戦闘が続いている。

 ロシアのプーチン大統領は2…

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