自民党は4日、参院の政治倫理審査会（政倫審）で弁明を求められている安倍派27人のうち23人が非公開の審査を希望していると明らかにした。非公開では、出席の有無も議事録も公開されず、与野党から「意味がない」との声が出ている。
4日、政倫審の幹事懇談会で、27人の意向結果が報告された。自民筆頭幹事の佐藤正久氏によると、27人中全員が出席の意向を示したが、そのうち2人が公開、23人が非公開を希望した。残る2人は幹事会に一任と回答した。非公開を希望している議員名について「事後の審査に影響がある」として公表しなかった。
政倫審は原則非公開で、報道…
