20日に投開票される参院選での選挙違反の取り締まり状況について、警察庁が19日発表した。18日までの逮捕者は4人で、いずれも公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑だった。逮捕者は前回参院選の同時期よりも1人少ないという。
同庁によると、そのうち1人は埼玉県警が逮捕した30代の会社員の男。容疑は、インターネットの掲示板に候補者の殺害をほのめかす投稿をしたというものだった。
また、全国の警察が出した警告は計775件で、前回の同時期より252件少なかった。文書掲示違反が512件で最多。このほか文書頒布違反106件などがあった。