朝日新聞社が実施した全国世論調査(郵送)で、今夏の参院選で、与党に対抗するため、野党が選挙区で協力して候補を立てるほうがよいかどうか、を尋ねた。「協力して候補を立てるほうがよい」は50%で、「そうは思わない」は44%だった。今回の参院選は、2019年参院選の改選にあたる。この年の春の郵送調査で、同じ質問をしたときは、「協力」が57%で、「そうは思わない」は36%。今回のほうが「協力」が少ないものの、5割には達している。
回答者には与党支持層も含まれているので、注目すべきなのは野党支持層の動向だ。
野党第1党の立憲の支持層は今回、「協力」が74%と、ほぼ4分の3を占めた。しかし、19年は92%だったので、かなり減ったという見方もできる。
れいわ支持層は今回、「協力…