西日本シティ銀行は9日、定期預金口座の開設などの手続きをタブレット端末で受け付け、ペーパーレス化する新しい営業店システムを導入すると発表した。来年3月をめどに全約160店での導入完了を予定する。利用客は待ち時間が減り、銀行側も事務作業の負担を軽減できるという。
これまでは定期口座の開設などをする場合、利用客が伝票に記入・押印し、行員は内容の確認や専用端末へのデータ入力などが必要だった。新システムでは、利用客と行員が一緒にタブレットを操作することで、伝票や押印などが不要になる。
タブレットで対応する業務は、普通預金口座の入出金、定期預金の解約、ローンの返済など32業務。普通口座への入金を窓口でする場合、従来は8分ほどがかかっていたが、導入後は半分の4分ほどで済むという。
新システムは7月から篠栗…