大阪・関西万博の中国館で5日、研究者らが日中の古代建築を軸に語り合うイベントがあった。キュレーターで金沢21世紀美術館前館長の長谷川祐子さんらが登壇し、日中の文化交流の歴史などについて話した。
イベントでは、中国国営の中国国際テレビ(CGTN)が制作した、唐の時代の建築がテーマのデジタルアート「大唐営造」が披露された。寺院や宮殿などがCGやアニメーションで再現されており、当時の建築技術や都市計画を知ることができる。
ディスカッションには大阪市立美術館の内藤栄館長と、大阪に設計事務所を構える建築家の王芸武さんも参加した。
アートに登場する唐代の寺院…